先日、お客様から「オリヅルランが霜にあたってしまって元気がなくなってしまったんです」とご相談をいただきました。
まずは持ってきてください。とお伝えし、持ってきていただいたものの、、、
全体が変色しており、根元にある新芽部分も黒く変色していたため、このまま水やりなどを続けていると弱る一方なのですが、
お客様から承諾を頂き土を掘り返してみると、根はまだまだきれいな白色をしておりました。
触ったところ、太くしっかりしておりみずみずしい。
うん。まだいけます。
そうお伝えし、お客様に植え替え等をご提案。
「自分でやるのは怖いから、なんとかしてください」とのことで、一通り処置させて頂いたものをお渡ししました。
完全に回復するのは難しい場合もありますが、霜に当たらないように冬は室内で管理することや、
オリヅルランは根が太く大根のような形をしており貯水能力があるため、水やりは土が乾ききってからやるのがポイント。
植物を通じてお客様とこうして交流できるのは、私たちにとっても大変学びになります。
今回のご相談をきっかけに、利用者さんも「寒さに強い植物って何だろう?」と興味を持ち、次の活動のヒントにつながりました。
失敗やトラブルも含めて、植物が新芽をどんどん伸ばしていくように、私たちも一緒に成長していけたらと思います。